- 雑記ブログで全然稼げない
- 特化ブログは難しい
- ターゲット特化ブログって何?
ブログで稼ぎたいなら雑記ブログより特化ブログが良いと聞いた事がある人は多いですよね。確かに稼ぎやすさはありますが、稼げる特化ブログにするためには知識と戦略が絶対に必要です。
個人ブロガーが稼ぐためには、一般的な特化ブログではなくターゲット特化ブログがおすすめ。「個」の発信が求められる今の傾向にもマッチした方法です。
この記事では、個人ブログが稼ぐためのターゲット特化ブログの作り方を解説します。
個人が勝てる特化ブログとは
特化ブログというとナイトブラのブログ・看護師転職のブログというように『ジャンル』や『アフィリエイト案件のあるテーマ』で作られているものがほとんどです。
でも、すでにほとんどのジャンルでは「メジャーなナイトブラ全て実際に利用してレビューしまくってる」「お金で依頼して多くの人たちからリアルなレビュー記事を集めている」のような強者がたくさん!
だから、立ち上げる前に
特化ブログむずかしそうだ・・・
と感じて、前に進めなくなっちゃう人もいるのでは(私の元にご相談がたくさんきます!)
確かに、気になったテーマについて何でも書いて良い雑記ブログとは違って、ジャンルやテーマを決めてサイト設計してから作って行くので、多少難しく感じて当然かなと思います。
しかも、「美顔器の特化ブログ」「家事代行の特化ブログ」のようにジャンルだけで絞ったサイトをイメージして作り始めると、個人ブログの多くは稼げないまま終わってしまいます。
でも、ジャンルもターゲットもさらに絞って、ターゲットの悩みの1つにフォーカスして必要な情報・役立つ情報を届ける特化ブログにすることで、個人でもまだ稼ぐブログを作ることが出来ます。
一般的な特化ブログとの違い
一般的な特化ブログ | ターゲット特化ブログ | |
---|---|---|
特化するところ | 特定のジャンル | 特定のターゲットの悩み |
記事数の目安 | 100記事以上 | 100記事未満も可能 |
一般的な特化ブログは、ある特定のジャンルに関連する記事だけで作っていきます。
最近では大手企業もブログに力を入れ始めているので、個人で100記事以上の記事を入れても簡単には検索結果の上位に入れなくなっています。
例:幼児教育の特化ブログ
幼児の中には、3歳・5歳と様々な年齢の子供が含まれます。幼児教育の中には、知育・英語・モンテッソーリなど色々なものが含まれます。
特化というと狭いイメージがあるかもしれませんが、「幼児教育」というジャンルだけで選ぶことはとても広くて大きなテーマです。
個人でブログ運営するときに、その膨大なニーズの全てに丁寧に答えていくのが難しい。結果的に「満足度の低いブログ」として低評価を受け、検索結果上位を取ることが出来ないのです。
一方で、ターゲットの特定の悩みに絞って記事を書く「ターゲット特化ブログ」の場合、その悩み解消に関わるあらゆる記事を揃えることができますよね。
テーマが絞られているので、記事数が少なくても満足度の高いブログになり、結果としてGoogleからの評価が上がることで検索上位を取れるようになります。
ターゲット特化ブログをおすすめする5つの理由
質の良い記事を書きやすい
ブログ収益を上げるためには、質の良い記事を書くことが大前提!
でも、質の良い記事って何だろう
質の良い記事とは、読者に読まれる・役に立つ記事です。
どんな記事が読まれるかといえば
知りたいことが書かれている記事
ですよね。
「幼児教育」程度の絞り方だと、何歳の子どものどんな悩み・要望に向けた情報を届けたら満足してもらえるか分からないはず。
ですが、
- 小学校受験対策をしてくれるもの
- きょうだいで受けられるもの
- 赤ちゃんからできるもの
など、対象となる子どもの年齢層や悩みまで絞ると、どんな事を知りたいか、どんな事を伝えるべきかが鮮明になってくるはずです。そういう記事は満足度の高い、質の良い記事になります。
記事同士のつながりが強く、サイト設計がしやすい
一般的な特化ブログのサイト設計は、記事数が多い分すごく大変です。一方でターゲット特化で特定の悩みに絞る事で、記事数が少なく済む分設計がしやすくなります。
サイト設計では孤立する記事を作らないことが大事ですが、狭いテーマの中の記事なので容易に繋げていけます。
専門性が高まり、サイト評価が上がりやすい
ターゲットの特定の悩みに関する内容に絞るので、そのテーマに関してかなり濃い情報を伝えていけるブログとなります。また、全く関係のないテーマが入ってこないことで、◯◯についてのブログなんだなと認知されやすくもなります。
その結果、専門性が高いブログという高い評価を得られて、検索順位なども上がりやすいです。
少ない記事数で収益化できる
すごく絞ったテーマなので、そもそも必要となる記事数が少ないんですよね。それでも満足度が高い状態を作れるから、収益化できるのも早くなります。
依頼を受けやすい
ブログが読まれるようになると、PRや取材などの依頼が来るようになります。その時に、◯◯のブログというのが明確なブログの方が声がかかりやすいです。
今後、もっと伸びていく可能性を感じてもらえると、そんなに大きく稼げていない時点からアフィリエイトの報酬単価を上げてくれる(特単)場合もあります。
特化ブログを作る7ステップ
自分の棚卸しをする
いくら需要があるからといって、簡単にブログジャンルを決めるのは危険です!
初心者の場合は、自分の中にあるテーマから選ぶと書きやすいので、まずは過去の経験や今関心があることなどを全部書き出していきます。
自分の中にあるテーマから選ぶメリット
- すでに知識を盛っている
- 体験談がある
- 情熱や関心があれば継続しやすい
過去→現在→未来を軸に、どんなことがあったか、どうしていきたいかをじっくり考えてみてください。
ちなみに、人間の悩みは7つに分けられると言われています。
- 愛情(恋愛・人間関係も含む)
- お金
- 仕事
- 健康・美容
- 旅
- 教育・学習
- 野心(目標や夢)
特化する悩みを決める
棚卸ししたリストを眺めながら、フォーカスする悩みを決める。また、実際にターゲットの悩みをリサーチして需要の確認もします。
例:メイク、顔の見た目に関する悩みを深掘り
メイクが苦手 / 派手にならずに、綺麗に見えるメイクが知りたい /
YouTubeやインスタで見る化粧品を買っても使いこなせない /
メイクの技術を上げたいっていうか、手っ取り早く盛れたらいいのに(本音)
→現在進行形の自分の悩みだった場合、ターゲットは同年齢の女性
例:その人の状況や背景を深掘り
パートで仕事はしている / 同年代、年下の世代と関わることが多い(仕事やママ友) /
美容に関するアンテナは高い /
→高額でなければ自分に使うお金を出せる
コンセプト・商品を決める
「ターゲットの悩みを解決するために◯◯(商品)が役立つ」
という図式が綺麗にハマると、アフィリエイトはうまくいきます。
人によって答えが違うからといって、いろんな選択肢(複数商品)をアレもいいよ、コレもいいよと紹介するのはダメ
いろんな選択肢が浮かんでしまうとしたら、ターゲットを絞りきれていない証拠!
いくつかある選択肢の中で、金額重視、機能重視、手軽さ重視、などターゲットにとって何がベストの商品になるのかを加味して商品を決めましょう。
決める際、あなたの「価値観」が入っても大丈夫!
ただし、そこにしっかりと説得力がないとダメなので、経験からくる根拠を伝えながら価値観を理解してもらいましょう。
例:
ターゲット:30代後半〜40代前半の女性。素がきれい!みたいに見えるメイクをしたい(濃い、キツイ化粧はしたくない)。けど、年齢を重ねて、今までのナチュラルメイクでは顔が淋しい。
価値観:大人のナチュラルメイク、実はすごく高度なテクニックが必要!大人こそナチュラルに盛れて目に優しいカラコンを使うべき!
商品:盛りすぎず、目に優しいカラコン
サイト設計する
まず大前提として、特化ブログの構造を把握していきましょう。
記事は役割で分かれています。
- 集客記事
- 成約記事(レビュー記事や比較記事など)
- キラーページ(ランキング記事など)
ランキング記事を作らず、最もおすすめする商品のレビュー記事をキラーコンテンツにする場合もあります。
集客記事はライバルが少ないスモールキーワードで書き、1位を狙っていきます。集客記事から成約記事、キラーコンテンツに繋いでいく作り方で、キラーコンテンツにリンクが集まるような形になります。
ただ、内部リンクしておけば良いわけではなく、ちゃんとアクセスが流れないと意味がありません。読者が必要なタイミングで必要なリンクを入れてあげるのが大事!(たくさん適当にリンク貼っちゃダメ)
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記事を書く
質の良い記事を書くために、基本的なところは最初に理解しておいてください。
- 読者がそのキーワードで検索した理由は?どんな状況や気持ちか
- どんな事を知りたいのか、ゴールに向けてどう繋げていけるか
- しっかり読まずなくても、パッと見で記事の概要が把握できるか
書き手の立場で必要な情報を書いたら、読み手の立場で読み返してみてくださいね。
考えすぎて止まってしまうのもダメです。まずはとにかく記事を書いて経験を重ねましょう。
記事の修正を繰り返す
1度書いて公開したら終わりではないです!記事のお手入れが1番大事ですよ〜。
次の目安をクリアした時点からお手入れ開始していきましょう。
- 開始して3ヶ月以上経っているブログ
- 30記事以上ある
狙ったキーワードで順位が付いてきていますか?
ターゲットの悩みや疑問、ちいさな引っかかりも全て解消できる記事になってますか?
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SNSからの集客もする
基本的に検索流入狙いでの作り方を紹介してきましたが、SNSからのアクセス経路も積極的に作っていくと良いです。
SNSにも色々ありますが、ブログのターゲットが多く利用しているSNSを選ぶのがポイント!ジャンルによる相性もありますので、自分が発信したい内容が多いSNSはどれか、実際に見てみて判断してください。
例:
コスメ、ダイエット: Instagram、YouTube、Pinterest
家づくり、DIY: Instagram、Pinterest、YouTube
ビジネス、副業: Twitter、Facebook
スピリチュアル、コーチング: アメブロ、Instagram など
なぜSNSもやるべきなのか
Google検索(SEO)はアルゴリズムが常に変化していってます。そしてそれを完全に把握して対策することは難しく、自分の頑張りとは関係なく検索順位が急落することもあり得ます。
また、SEOには多くの企業なども参入していてライバルが多いので、評価されるまでに時間がかかるのも普通なんですよね。
その点SNSの場合は、早い段階からブログへ集客可能。
ただし、SNSの発信内容はブログと一致させる事が超大事です!
あまり関係ない発信をしていても、ブログへアクセスは流れませんので注意してください。
ピンタレスト、Lemon8が穴場?!
ピンタレストは1枚画像の投稿なので、雑誌を見るように眺める人が多いSNS。
Lemon8はインスタグラムに似ていますが、投稿のキャプションにリンクが貼れるなど違いがあります。
どちらのSNSもまだ他のSNSと比べるとやってる人が少ないので、今から発信していくだけで伸びる可能性が高いです。
特化ブログでよくある質問
- 特化ブログで今、稼げるジャンルは?
-
一般的に稼げるジャンルとは、「アフィリエイト単価が高い・案件数が多い」もしくは「まだあまり浸透していないけど小さな需要がある」のどちらかを指す事が多いです。
Googleで”稼げるジャンル アフィリエイト”とかで検索すると出てくると思いますよ。
ただ、そのようなジャンルでブログを始めたからと言ってアナタが稼げるとは限らないという事は理解しておいて欲しいです。
自分の棚卸しをするでお伝えしたように、自分の中にあるテーマを選ぶと成功しやすいですよ。
- 参考にできる特化ブログを教えてほしい
-
参考にすべきブログは、当然ターゲットやコンセプトによって変わりますよね。ジャンルは違っても良いからターゲット特化ブログの作り方として参考にしたいという意味かもしれませんが、ここで公開するとご迷惑になる可能性もあるので…。
- 特化ブログの記事数はどれくらい?
-
これはどこまで絞ってターゲットを設定するかによります。扱うテーマによっても変わってきますね。
悩みからゴールとする商品に辿りづくまでに、いろんなパターンの道筋を作っていくのですが、最低限の記事が揃った段階で100記事以下(50記事くらい)で収まるくらいの規模感で作り始めます。
- 特化ブログにアドセンスもASP広告も両方貼って大丈夫?
-
これはどちらが良い・悪いはありません。
ただ、特化ブログにアドセンスを貼る場合、集客記事だけに貼るようにしましょう。成約記事(アフィリエイト広告を貼る記事)に貼ってしまうと、クリックさせたい出口(アフィリエイト広告)以外から出ていってしまう可能性があるのでもったいないです。
- 特化ブログってネタ切れしませんか?
-
もちろん、たくさん記事を書いていけばネタは少なくなっていきますよね。ただ、そう簡単には無くならないですよ!
無料メルマガ登録でお渡ししているキーワードBOOKを見ていただけると、1つのテーマから複数のネタ(キーワード)が簡単に見つけられると思います^^
ターゲット特化ブログで着実にステップアップしていこう
ターゲット特化ブログは特定のジャンル内の特定のターゲットの悩みに絞ることで、
- 少ない記事で専門性を高める事ができる
- 早い段階から収益化が可能になる
また、自分の中にある悩みや情熱などから特化するテーマを選ぶ事で、
- 初心者でもリサーチもしやすい
- 高品質の記事を書くことが出来る
ターゲット特化ブログを作る手順はこの7つ。
どのジャンルで、どこのターゲットに絞るか、その選定が成功を左右する重要なポイントです。
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